わたしを離さないで…prime video
「あなた方は提供者。つまり天使なのです。」
絵を描く事。宝箱へ生きて来た実感を詰め込む。子供を作れない体(男女)。髪の毛、皮膚、目、内臓、普通に産まれた人間たちへ提供する為に作られたクローンの話…。海外で映画化された後、日本でドラマ化されたねんな。
とてもとても切なくて苦しくて涙が出る作品だった…。
泣ける映画やドラマが見たいと思っている人には良いかも知れないですな…。
ただ…、こんな事が本当に必要なのかは考え深いねん。
感情のないクローン。感情のあるクローン。どちらもハッキリ言って「家畜」やねん…。
憲法13条の国民の人権の自由など存在しない。
研究を追求すると人間の快楽の為に、何かがスムーズに行える楽なものを造り出し、研究に研究を重ねると、異常とも思える誰も止められない研究がキリがなく行われる…。
誰も知らない所で、人間が人間を研究し、今の世界をより快適に過ごせる様に、素晴らしい様で異常な研究が行われている…。
あぁー恐ろしや…。
ロボトミー手術や、カニバリズム、UFO、小児性愛者、サディスト、とにかく色々な都市伝説の見過ぎかも知れないけれど、関わりたくない…。
自然界に自然に産まれ、その時代の流れに相応しい生き方を自然に感じ、普通に喜怒哀楽を表現し、老化で時が来たら自然に死を迎える…。本当にそれだけで良い…。
500歳までなんて不死身な人生いらない…👋😞
80歳~90歳くらいで充分人生疲れるし飽きるよ…。
無敵な肉体、改造人間なんてなりたくないや。
欲深い依存体質の人間がそれを求めるんだろうな…。
SEXとかもどうでも良い…。
酒、ドラッグ、本当にどうでも良い…。
薔薇の花や短足の猫ちゃん、自然にかこまれた場所で、自分を理解してくれるパートナーと静かに穏やかに暮らしたい…。
人を憎んだり、悪口、揉め事、争いは本当に醜い…。
諦める勇気。許す心。引き算も人生には必要やねんな…
足し算。かけ算。割り算。上手に綺麗に使いこなさないと損をするよ…。
明日に乾杯🍷
お疲れ様でした…。
劇団ひまわり重たい1ページ…
恵比寿駅の恵比寿像の前を必ず通り、急激な坂道を上り切った閑静な住宅街に劇団ひまわりがあるよ。オーディションはあるけどヤル気があれば誰でも入れるよ。研究生として1年間通っていた。17歳の自分…。おぉ…。まだまだ可愛い女の子の様な男の子の様な自分を思い出したよ。皆必ずオーディションに受かったら、50万円の入学金を支払い研究生として一冊の本を渡されるんだ。毎週のレッスン料も支払いながら週2~3回通う…。入団式、同じクラスの顔合わせが終わりロビーでザワザワしている中をサッサと抜けだし、恵比寿像をチラッと見て「またなっ!」て心の中で伝え電車に乗ってバイト先へ向う。その入団式で貰った本をパラパラっと見通し、「なんだぁ。レッスン内容とスケジュールか…。」って、もう1度1番最初のページをバッと開いた。
人生は一生勉強です。
とただそれだけを1ページの真ん中に縦書きで書いてあった。衝撃的でもあり、悩ましげでもあったよ。
「え。何でずーっと勉強して生きて行かないとイケないの?」て思いながら結構考えさせられたよ…。
確かに分からない事があれば知る為に調べるし考える、興味があってヤりたい事を実現する為に方法や意味、理由、行動、目的目標を考え突き詰める。それが勉強…。つまり勉と強…?勉&強!勉強…。あー。嫌な言葉…。
もう少しヤンワリ楽しげな表現はないのかな!?
勉強…じゃなくてさ。
学び得る、経験を積む、実力が付く、つまり薔薇色の人生が待っているよ、そしてそれは最高のhappy(幸せ)に繋がる!それを皆で一緒に頑張りましょう!ね。とかさ…。僕には勉強の一言がカナリ重いよ…。
ガリガリ…ガリ勉人生…イヤイヤ…、勉強が好きな人も確かに居るけど…、まいっか…。とにかく楽しもう!って切り替えバイトや池袋の調理師専門学校へ通っていた。あぁ。寿司屋の見習いを1年で辞めたのさ…。その理由はまたいつか話をするよ…。とにかく一時的に実家へ帰り、新しい人生を始めたくて寿司屋で貯めたお金で劇団ひまわりへ投資したんだ。調理師免許はいつか店を出す為。バイトは池袋のレストランbarでのカウンターdrink係。ウェイトレスもしていたけど、僕は左手にsilverの丸いトレイのbalanceを上手に使いこなせなくてお客様にガムシロップをブッかけてしまった事があるんだ…。だからだ。酷い1日だったよ。笑
大学生だ。男性4人、女性2人の6人テーブル。サークル仲間なのか分からないけど分厚い本やプリント用紙を持ち寄り楽しそうに皆でワイワイしているビバリーヒルズ青春白書(大学生バージョンの)みたいな感じだ。
そこへ「お待たせ致しました。アイスコーヒーのお客様、ホットコーヒーのお客様、こちらがガムシッ!」て感じで男性の右腕いっぱいに透明のドロドロしたガムシロップの硝子の入れ物がトレイからbalanceを崩しゆっくりスローモーションの様に全てが終わったな…と思いながらこぼれ落ちて行った…。
だから嫌なんだよこのトレイ…。滑るし…!って場合じゃない…。ひたすら「失礼致しました!本当に申し訳ありません!」とおしぼりを大量に持って、膝ま付き平謝り…。先輩が気付いてくれてフォロー、急いで自分のロッカーへ行き財布から2,000円出してガムシロップ大学生へ「クリーニング代です。失礼致しました。本当にすみませんでした…。」と渡した。「良いよ…。大丈夫。」え?「君のガムシロップだらけの服やジーパン、このベトベトのお金で君がクリーニングしな。」確かに僕はガムシロップ人間みたいになってた。嫌だなー。本当にいつもこうなるんじゃないかとビビりながらトレイで運んで現実になっちゃうんだからさ…。分かっていたんだよ。予知っていうか予想?予感?的なさ…。
ベトベトだよ。みーんなベトベトの日だよ。大学生も先輩も僕もテーブルも床もレシートもロッカーも財布も握り締めた2,000円も…。終わってるよ…。
とにかく大学生達はトンデモナイ…、僕のバイトのシフトの時間帯、慣れないトレイbalance訓練中、その場所へコーヒーを頼んでしまった。結果、ガムシロップ事件…。支払いを終えた大学生達は帰って行った。pm10:30バイト終了…。最終電車が無くなる前に帰り支度をしてロッカーで片目を思い切り閉じ、どうしようか考えながら忘れ物がない様に店を出る。「待てよ、明日来いよ。トレイ嫌いなんだろ?分かってた俺も悪いんだよ。これからはカウンターでdrink作ってくれよ。」とMASTER…。「今日は本当にすみませんでした…。」と、とにかく疲れた精神状態で最終の満員電車の中自宅へ帰った。
泣いたよ。泣いた。実家の駅のホームを降りて、 ほぼ全員が改札口へ行くのを待って1人ベンチに座ってさ…。何だか分からない涙が出て泣いた…。誰にもバレない様にね。だんだん気持ち切り換えてCDウォークマンってのでガンガンdancemusic聴きながら帰った。
明日はブクロで学校(池袋調理師専門学校)帰りはバイトのMASTERにトレイのbalanceをどう保つのかを聞こう。それからトレイが何で必要なのか、何で滑るのか、左手で支えながら右手でグラスをテーブルに置こうと取って左手の重力のbalanceが分からなくてグラグラしてしまうんだよ。左手と右手の力の使い方がバラバラな気持ちになって、右手であの場所へこぼれない様に置かなければいけない!ゲッ、左手のトレイに残りのdrinkや灰皿、取る前にあったグラスの位置がbalanceを保って運んでいたのに1つずつ置くのにどうすれば水平に保てたり、あちこちトレイからdrinkを上手に配れば良いのか本当に分からなくなるんだよ。何で丸いトレイじゃなければダメなのかを聞こう、四角ならまだ大丈夫かも知れない…。イヤイヤ長方形…、何で両手で運んじゃダメなのか…。チェッ、もうトレイは関係ないんだ。カウンターだ。drink作れば良いんだよ。そう決まった!だから余計な事は考えないで次の日学校。で隣の席の同じ歳の同じ様な匂いがした人と駅前にあるマクドナルドで飯を食べて、専門学校へ入った理由を話合って、やっぱり何か違うんだよなと思いながらバイトへ行ったりしていた…。
drink作りは楽しかった。簡単だった。ドンドン注文してくれ!みたいに作るのが楽しかったよ。
トレイの反動かも知れないが本当に良かった。
明日はひまわりだ…。重たい1ページの言葉なんて忘れて、夢中になってdrinkを作ってたよ。
言葉の意味は重たいが、囚われない様に理解はしようと思う。短い言葉で表現をされたあの1ページ、自分なりにその1ページの言葉の意味を書き換えれば良い。
僕はあの言葉に囚われない。だから線を2本引いて消し、「人生は一生後悔のない様に」と書き換えた。
希望…絶望…野望…失望…切望…からの希
三浦春馬さんが死んでしもうた…。
とてもとても悲しい…。
誰にも本当の気持ちを伝えず、最後まで笑顔を振りまき誰にも悟られない様に宿命を終わりにした…。
ストイックで不器用だったのか、両親や自分の人生に絶望と希望の繰り返しに疲れたのか…。事実は彼だけが知っている…。僕に彼の辛さが分かる訳ない…。
心からご冥福をお祈り申し上げます…。
実は僕も死のうと思って行動した日を思い出した。
衝動的ではなく計画的にだ…。
partnerが京都に4日間出張に行く日、CHANCEはその日だ!といつもと変わらぬ笑顔で玄関まで送った。
1日目、ゆっくり遺書を書いたよ。今まで僕に関わってくれた人への感謝の気持ち、理由を…。
2日目、そろそろ終わりにしよう。テキーラをガブガブ飲みながら爆音で気持ちのtensionを上げていた。
携帯電話をハンマーで粉々にした…。
流れる曲(悲しげな日本人の声、リズム)…、雰囲気に飲み込まれ思い切り新品の包丁を心臓に刺したんだ。けど骨が邪魔で刺さるけど奥まで行かない…。
ヤベェ。死ぬのはこんなに大変だとは…。
冷静に冷静に自分…。
次はお腹を思い切り刺したよ。良かった。結構奥までいってくれた。
血が止まらない。
用意しておいた汚いの布団に横たわり、ゆっくり包丁を抜いたんだ。次の日は出血多量で死ねる!良かった!
このまま寝よう…。みんなBYE-BYE!って、少し痛かったけど僕は嬉しくて笑って寝たんだ…。
心の中は…、やっと疲れなくてすむ…。やっと我慢しなくてすむ…。やっと自由になれる…。もう何も考えなくて良いんだ!もう頑張らなくても良いって嬉しくてそのまま寝たよ…。
ヤべっ。死ねてない…!って次の日起きた。
お腹が痛くて動けなかった。失敗だな…。
何で失敗したのか考えていた。
迷う…。
もう1度刺すか…?
テキーラをまた飲んでtension上げるには明るい朝だった…。暫く血だらけのままずーっと考えた…。
汚いなぁ…。気持ち悪いなぁ…。床も布団も自分も血だらけだよ。
早くシャワーを浴びてもう1度やり直しにしよう。
partnerはまだ2日間帰って来ない…。
シャワーを浴びた…。浴びながら考えていた…。生かされたのか…?まだ死ぬなと…?
とにかく潔癖症の僕はシャワーで体を綺麗に洗い流した。傷口を確めたりしていた。
痛みが激しくなって歩けないよ。思い切りもう1度刺す力も気力もtension上げるのもマジで無理かもしんない…。
死にきれずに痛いだけの時間…。
マジかよ…。本当疲れる…。何でこんなに血が出て止まらないのに終われないんだ…。痛いだけやん…。
これをもう1度か2度またヤるの…?
あー。簡単ではなかった…。軽率だった…。
神様は楽に死なせてくれないんだな…。
飛び降りはグチャグチャになって片付ける人が大変だし…、電車は残された人が多額のお金を請求されるし…。partnerには申し訳ないが事故物件になるけど自宅でしか考えられない…。
どうする自分…。
あぁ痛くて痛くて最悪だ…。動けない重たい体を無理矢理歩かせ公衆電話を探しに家を出た。見付からない…。何処を歩き回っても見付からない…。
血が服から滲み出て通りすがりの人に見付かったら面倒くさい…。とにかく自宅に戻った。
ただただ痛いだけの時間がずーっと続く。
痛みが半端ない。
こんなはずじゃないんだぁ。うーん。なんてこった。
もう痛くてヤバ過ぎ限界で近所の人へピンポン…。
救急車を呼んで下さい。と笑いながら言った。
「あらどうしたのジュンジュン?」
「いやぁ、携帯を失くしてしまって…、何でもないんですが救急車を呼んで欲しいなって…笑」
「何したの?」と僕の自宅に入って来た。
「ヤだージュンジュン、何してんのー!」
血だらけの床、布団、包丁、足跡、スーツを見て事実に気付いたみたいだ…。
やべぇ。失敗でしかないよ…笑
僕は救急車に乗りそこから余り記憶がない…。
腹部内出血の手術をし目を開けたら病院のベッド、目の前にはpartner…。
ごめん…。何か分からないけど、ずっとずっと死にたかったんだよ…笑
「良かった。良かった!生きていてくれて!」とpartnerが言っていた。
計画失敗した僕は、今回は痛みに負けたな…と。自分の弱さを知っただけだった。
僕は精神科病棟に入院させられ、原因を突き詰めたいpartnerの意思で病名が分かるまで入院すり事になった。僕は病気ではない。僕は他の患者さんと違うんだ。
幻覚幻聴なんてないよ。精神も病んでない。
疲れてるだけ。生きるのが疲れただけなんだ。
皆だれも僕の事なんて分からないな。
面会でも、「出してくれないかな…?」
「駄目なの。貴方の病名が分かったら先生に出してもらえる様に話すわ…。」ずっとその話の繰り返しをpartnerと…。
あぁ。閉じ込められちまったなぁー。最悪だ。
監視カメラ、鍵を掛けられ汚い個室で目を閉じた…。
「1、2、1、3!」と別の部屋から泣きながら叫んでいる患者。
「キャー!ウキャー!キャー!」の止まらない女性の叫び。厳つい声で「俺じゃない!俺じゃないんだ!アーッ!ギャー!」と鍵の閉まった扉を何度も蹴る荒々しい音…。監視カメラを見ている看護師が、
「静かにしてください○○さん。今向かいますよ。」
全然眠れやしなかった…。見せ物小屋の動物園みたいだよ。僕より苦しんでいる人が沢山…。人間らしくない人間が沢山…。逆にオカシクなりそうな入院生活。
参ったな…。チェッ。こんなはずじゃ…。
とにかく早く出たいしか考えられなかった。
仕方ない、今回迷惑を掛けた罰なんだろうなと思った。
境界性パーソナリティー障害と言う病名と判断され、1ヶ月後にやっと退院出来た。
外の空気を久しぶりに吸った。タクシーをコンビニへ停めてもらい煙草とライターを買って急いで思い切り吸った!最高に煙草が美味しかったのを覚えている。最高に外の空気も美味しかった。
ただ失敗だったけど、神様に生かされたんだと思う様にして今を生きる様にした自分。
partnerが境界性パーソナリティー障害という本を買って僕に渡した。
違うな…。違うよ…。笑
僕はこの本とは違う。何だよこの本…。
次は完璧な計画を立てよう。失敗が許されない緻密な計画を立てよう。そう思いながらタクシーで自宅まで帰った。
その人の人生がどんなに美しい形であろうが醜い形であろうが、死んでしまえば終わりを向かえ忘れ去られる。
時間が解決してくれる。
綺麗な薔薇は一時的に美しく咲くけどね。Dryflowerになってバラバラになるよ。そして粉々になり風が舞い消えて無くなるしさ。 とにかく疲れがドップリ溜まると死にたくなる弱い人間だと僕は僕を知っただけ。
チェ。嫌な事から直ぐに逃げたしたくなる弱い人間なんだと知っただけー。
みんな何でそんなに強い意思で生きていけてるのかな…。みんななんでそんなに頑張ってるのかな?
失礼な話だよな、生きたい人間に対して。
ヤメよう。これ以上考えるのはマジでヤメよう。
あー、心臓、お腹、痛々しい傷後をシャワーに浴びる度に思い出す。
あー。やんなっちゃうなぁ。色々思い出して嫌だなぁ。
忘れよう。もう寝よう。疲れてるのかも知れない。笑
コロナだし。
皆さん忘れて良い睡眠を…!
明日もとにかく楽しんで頑張るしかないんだぁ!
頑張れ自分!頑張れみんな!
あーやんなっちゃう早く寝ようっと。
怖い怖い赤いバッグの女性…
20歳の時に働いていた愛田観光株式会社(愛田社長グループ系列店)ホストCLUB…。
大分昔の昔話だ…。
同じ愛田観光系列の愛本ホストCLUBがギラギラと目の前にあった。僕はいつものラーメン屋でチャーハンを食べ終えて出勤しようとしていたんだ。
白いデカイベンツが愛本店にドカンと変な感じに停めてあって周りがザワザワしていた。真っ黒なスーツ、オールバックの40代くらいの893が騒いでた。
「俺の女をたぶらかしやがってこのヤロー!」ってチャカ(ピストル)を出した…。その向こうには真っ白なスーツのホストと仲良く腕をくんでいるケバい気の強そうな女性が立っていたよ。僕は遅刻確定を意識しながら足を止めて汚いゴミが山積みされている所でゴミの形に見える様にしゃがんで、やべぇ。と思いながら見てた。
「全部ワシの金でお前の所で飲んでんだよ!」って893が暴言を吐いた後…、
「ドキュン!」って音がして真っ白のスーツが赤く染まり倒れた。893は女性を車に無理矢理連れ込み消えて行った…。周りはキャーキャー、店の幹部がドタバタ出て来て撃たれた従業員を店に入れず3人掛かりで何処かへ連れて行った…。やべぇものを見ちまった…。僕はとにかくゴミの形をいつまでもしている訳にはいかないし、出勤しようとした時、バサッって僕の手を後ろから掴む人が居てビックリしてJUMPみたいになりながら振り向いた…。赤いバッグを持ったヒールの高い靴を履いてケバい女性が僕の手を掴んでいた…。
「な、何!?どうしたの?」
「あんた今の見た?」って赤いバッグが言った。
「見たよ見たけど何?」
「No.1ってのはね、死ぬ気でヤんないと成り上がれないんだよ。」って言った。
「あ、あぁ…。分かったから手、もういいかな。」て僕は手を振り払った。
「あんたはこの店で働いてるの?」て聞いて僕は向かい側の4階だよと言ったら赤いバッグは街並みに消えて行った…。良く分からないけどあんなシーンを見た後にお店に誘う営業も出来ず、赤く染まったスーツと赤いバッグ…。僕は恐怖が2回あった様な感じでとにかく足早に店に入った。
店に入りタイムカードを押して、内勤のレジのオバちゃんに「千斗世(ちとせ)君顔色が悪いわね。歌舞伎町は色々あるのよ。良くある事なのよ。なるべく何事もなかった様に接客するのよっ。」と。僕は声が出なかったから2回笑顔でうなずいて頭の中を整理する間もなくヘルプの仕事に入って行った。心の中ではただただ恐怖でしかなかったよ。893もその女も、撃たれた血まみれのホストの従業員、それを何処かへ連れて行く幹部3人、赤いバッグの女性、争いや揉め事に動じないレジのオバちゃんの余裕な態度…。
恐ろしい恐ろしい…。何で僕も笑顔でうなずけたのか考えながらヘルプの席で灰皿を取り替えたりグラスに氷を入れたり先輩とお客さんのキューピッド役をしながら分かった…。今を生きる為に僕は無理矢理笑顔でうなずいたんだと。そして今もヘルプの席で笑顔満開で感情を押し殺しながら生きる為に笑ってジョークを言ったりしながらカラオケで「ヨイショッ!ハイハイッ!」て手拍子して盛り上げていた…。でももうマジ限界…。この仕事なんやねん… 。皆、田舎から大きな夢を持って入ってくる従業員。今は絶望的な勘違いと戦ってる…。
そう思っているのは僕だけ…?
整理整理、ポジティブに…、僕はきっと大丈夫だ!自信を持て!そういう思いを曖昧に整理をする事にした。
「千斗世君、新規のお客様が貴方を指名したいって。早く案内とエスコートしてあげて!」と冷酷なレジのオバちゃん。同期にお願いをして席のセッティングをしてもらい、名刺を用意してテーブルへ向かった。
さっきの赤いバッグの女性だった!
「あれ。さっきの人ですよね。帰ったのかと思ったよ。これ名刺、千斗世です。ご指名ありがとうございます。何を飲まれますか?」と冷静に穏やかに仕事をした。
「そうね。コルトンブルー水割りで。ボトルいくら?」
「80,000円です。水割りの水(ピッチャー)は小瓶2本セットでで2 ,000円です。」コルトンブルーは僕も大好きなウイスキーで好きだったから嬉しかった。
「じゃそれでいいわ。」
「ありがとうございます。」僕のヘルプに着いた後輩にそれらを用意する様に指示をして伝票を描き間違えない様に念押し、ソワソワしながらその女性の仕草や、煙草の銘柄、目線、ファッションセンスを観察しながら何を話するか考えながら灰皿を差し出し、赤いバッグから煙草を出し吸うタイミングで僕はデュポンのライターで火を付けたりしていた。
「今日はあのままお帰りになられたのかと…」
「バカね。私の事を知らないのね。」と笑った…。
知らないし…。虚言癖の女性も多いいから惑わされない様に流して話を聞く事にした。
「あんた。いや、千斗世君さ、一体何になりたいの?」
「僕は何になりたいかの答えですが、同じセクシャルと働いて、どうやって皆生きて行きたいのか、どうすればこのセクシャルで楽しく生きて行けるかを知りたくて入ったよ。だから何になりたいのかの答えはまた分からない。分かってたらここで働いていないよ。笑」
赤いバッグは周りの他のセクシャル達を見渡した。
「ふぅーん」って暫く皆の仕事振りを観察しながらコルトンブルーをゆっくり飲み続けていた。
「まぁ今日見た現場。あんなのでビビってたらこの街ではヤって行けないから、今日はとにかく飲みなよ。千斗世君。良い名前だね。千斗世君のヘルプもとにかく飲みなよ。」と、ヘルプを気遣える女性ではあった。
「ありがとうございます。このウィスキー大好きななんでマジで嬉しいっス!頂きまーす!」とヘルプも飲んで笑顔で答えた。だがしかし、本当はそいつはウィスキーが大嫌いな後輩だった。まぁ、そんな世界…。
赤いバッグの女性は名前も住所も電話番号も教えてくれず、閉店まで飲んで258,000円を支払いしタクシーで帰って行った。僕もタイムカードを忘れずに押すのが精一杯だけどちゃんと押してエレベーターのボタンを連打し1階へ降り、タクシーでマンションへ帰った…。
あぁ…、いつまでもつかな僕…。
あまり考えない様にしながら毎日とにかく出勤した…。
次の日。また赤いバッグが来た…。
「また入らして下さったんですね。嬉しいです。こちらへどうぞ。」ほぅほぅ…連続かぁ。
「千斗世君?」
「はい。なんでしょーか?」
「あんたホスト本気でヤってる?」
「いや~、No.1になると殺されそうでー笑」
「あんなので驚いてたら真面目に地味な仕事に切り替えて平々凡々な暮らしに変えてシッポリした田舎にでも行きなよ。何処にだって揉め事なんてあるんだよ。皆お金で大体揉めんだよ。」ってコルトンブルーのボトルがもうなくなりそうな位まで飲んで、目が虚ろになりながら話を続けた。
「言ってる事は凄ーく分かるよ。分かり過ぎる位分かってるよ。僕も出来高制でお金が欲しいからこの仕事を選んだんだ。」
「お金って、一周回って散々使ってみると余り興味なくなるのよね。私があんたを一周回らしてあげても良いけどどうする?」何だか別にどうでめ良くなってしまって来た僕は、
「一周回ってみたいもんだね。」とそんな話を信じていないから投げやりに笑いながら答えた。
コルトンブルーが全て空になり、新しいボトルを進めるのが本当のホストかも知れないが、あえて進めるのをヤメた。赤いバッグの女性のお会計を済ませタクシーを止めた。
「今日もわざわざ本当にありがとう。またいつでも気軽に来て下さい。おやすみ~!」と笑顔で見送った。
どうせ虚言癖だしもう来ないと思ったから…。
数日、数週間赤いバッグはやはり来なかった。
期待は絶望の始まり…。
早めに次の仕事を何にして目標を目指すかを優先に考える様にもなっていた。
僕も自分のマンションに帰り、ポストの中のチラシを全て捨てながら眩しい朝の光の中、遮光カーテンをバシャッと閉めてシャワーを浴びながら、一周回ってみてーもんだよな…って笑いながら眠りについた…。
何?何何?赤いバッグがチラチラ見える…。
あぁー怖い。ストーカーっぽく赤いバッグが2週間後くらいに店の前で僕の出勤を待ち伏せしていた。
「お。久しぶりだね、待ち伏せなんてしなくても…笑。」
「私の事怖い?大丈夫よ。あんた一周回ってみる?回った方が良いよ。こんな店いくらでも出戻り出来るんだからさ。おいで!」って僕をタクシーに無理矢理乗せ、たどり着いた場所はあまり地名が分からないがセキュリティーの頑丈な低層高級マンションだった。オートロックの解除を4回もしないと部屋に入れない。
「入って。千斗世。この部屋あげるわ。自由に使って。私勝手に入って来ないから安心して。はい!鍵。」って中を案内し始めた。1番奥のベッドルームにデカイ金庫が2つあった。
「これは右が千斗世のね。左は私の金庫ね。」と右の金庫の扉を開けた。中には現金が数えきれない程ギッシリ入ってた…。怖い怖い…。何何…。ヤバイんじゃね…。
「あ、あぁ。どうしてこんな事を…?僕に?大体君の名前も知らないしし…、君が何をしている人かも分からないし…。僕をどうしたいの…?」
赤いバッグ笑った…。
「良いから一周回ってみなよ。私は何周も回ってもう飽きたの。お金って少しだけしかなくても何だかんだ幸せになれるんだよ。」やべぇ…、僕をお金に飽きさせて一緒になろうと言っている様にしか聞こえない。こんなマンションはいらないし、目の前のお金も、何周回ってるのか分からない赤いバッグのパートナーにはなりたくない…。マジでやべぇ…。冷静になれ自分…。札束は誘惑だ!早く上手く切り上げて脱出しないといけない感じがした…。
「いやいや~、僕は今の自分のマンションの自宅や仕事と仲間が好きなんだー。だからこのお金やマンションは僕はいらないよ。笑」と言った後、赤いバッグが赤いバッグを開け太いカッターナイフを取り出し、僕の左手に切りつけた。
「どうして私の気持ちを分かってくれないの!」発狂した赤いバッグの女性が大きな声を出して泣いてうずくまった…。僕は深い傷から止まらない血を流したまま、
「ごめんね…。君の期待に答えられなくて…。」と言って部屋を出た。迷路みたいなマンションから要約ロビーの様な場所までたどり着きトイレで応急処置をして急いでタクシーで店に戻った…。
あぁ、超こぇー。もう何なんだよ。本当に危ない事しかねーし。と、安心した気持ちになったけれど、ふと思った…。店に居たら赤いバッグがまた来るんじゃね…?
「オバちゃん、今日早退するよ。僕は血が止まらないし。マジ帰るよ。」
「あら。わかったわ。明日は来るの?」
明日の事?考えられないけど…、
「血が止まったら来るよ。じゃ。」
「はーい。」と血も涙もないオバちゃん…。
僕は赤いバッグがそれ以来怖くて怖くてトラウマになったんだよ。赤は情熱的みたいだけど、片寄った行き過ぎた身勝手な情熱は1ミリも美しくない…。
お店も辞めた。もう傷付きたくないし汚れたくない。
見たくないもの。聞きたくない話、知らないで良い事も幸せの1つだと知った。
今は本当に幸せだから、赤いバッグに半分感謝!
僕が16歳の時に隣のアパートに住んでいた風鈴が大好きなお爺さん…
16歳の時…
新宿南口、三是(みこれ)寿司というお寿司屋さんで、見習い職人として働いていた僕…。
寮は経営者の社長が新宿中央公園近辺、風呂無しトイレ付きキッチン有り、6畳1階角部屋102号室を入社と同時に契約し僕を案内した。
隣の101号室を社長がノックをした。
僕は社長の少し後ろで静かにしていたんだ。
「おはようございます。今日からこの子が隣に引っ越ししたので宜しくお願いします。」と社長が言った。
老け散らかかした汚いお爺さんが、か細い声で答えた…。
「私は風鈴にしか興味が無いんよ。後は年金で死ぬまでこのアパートで住むだけやし、若い子がこんなアパートにの隣に引っ越すなんてのは大丈夫かね…笑」
確かに僕ももう少しマトモなアパートはなかったんかい…?とは思ったけれど…
「この子はうちの社員で寿司職人の見習いです。何か悪い事でもしたらこちらの名刺に連絡して下さい。」
あ。このタイミングで僕は少し前に出て、お爺さんに挨拶をしないといけないと思った。
「お爺さん、今日から帰りはいつも遅いけどどうぞ宜しくお願い致します…。」
「あぁ、宜しくね。風鈴は良いぞー。」
とお爺さんが優しそうな顔をして言った。
不気味ではなかったけど…、死ねまでこのアパートの101号室に居るんだなぁ。
と、僕はこんなアパート早く出世して出て行ってやると変なヤル気Switchの心のボタンを連打していた…。
社長と僕はその後タクシーでお店に戻り初めて社会で働き始めた。
1ヶ月、2ヶ月が過ぎて、朝から晩まで日曜日しか休みがない中頑張っていたよ。
アパートは帰って寝るだけやねん…。
寿司屋の近くのマンションに社長の事務所があるから、シャワーをそこで浴びて、お店のキンキンに冷えた瓶ビールを1本持って捨てられそうなマグロの切れはしを切って、原付バイクでアパートへ帰る事を覚えた。
帰りはいつも夜中の1時…。
窓を全開に開けてTVも無い静かな部屋でビールとマグロ…。時々隣のお爺さんの部屋の外に飾られている色々な風鈴の音を聞いていた…。
明日も朝10時には同じ仕込みやランチ、洗い物、出前の配達や桶を取りにあちこち行ってぇ…、えーっと…?って考えながら寝る…。
朝、挨拶して以来会ってない101号室のお爺さんに出勤前に会ったんだ。
「あ。おはようございます。お爺さんの風鈴凄いね。一杯色々な音がするよ。」
「おはよう。風鈴は良いぞぉー。穏やかな気持ちになれるんよ。」とニコニコして言った。
風鈴かぁ…。あまり興味無いとは言えないから…、
「あ、はい。じゃ僕仕事行ってくるよ。」
風鈴の何が良いのか考えたけど、やっぱり分からなかった。
僕は昨日飲んだ瓶ビールをリュックに入れ忘れていないか確認しながらバイクで急いで出勤した。
危ねー。早く1番乗りで出勤して瓶ビールをケースへ入れないと在庫の数字が合わなくなって酒屋に怒られちまうよ。とギリギリセーフでいつも1番に出勤していた…。
ヤベッ!
今考えると店の瓶ビールは勝手に持って帰って、勝手に飲んでケースに返せば大丈夫だと思っていたけれど立派な犯罪やな(マグロの切れはしも、時々ウニも持ち帰ったり)と…。
罪悪感やねん…。
あぁ。毎日毎日本当に飲まないと休みも週に1回日曜日だけだし、煙草もバンバン本数が増える…。
寮費は40,000円引かれ、勝手に別の銀行を登録され40,000円を貯金され、16歳で給料は130,000円だし…、残りの50,000円は休みの日、コインランドリー代、コインシャワー代、寿司関係の本、煙草代、飲み物、食事、勉強の為に別のお寿司屋へ食べに行ったり…、遊ぶ暇がない…。
友達とも会えない日々…。彼女を作れる状況じゃない…。生き急いでいた様な毎日だったんた。
だからあの時の瓶ビール許してくれへんかなぁ…。
なんて自己解決した…。
忙しい仕込みや、宴会の予約、出前のオンパレードの中、大雨が続いて嵐の様な連日…。
雨の日は出前の電話で注文が沢山かかって来るんや。
「いつもありがとうございます。三是寿司です。」
って同じ台詞をいつも以上に言わなければならない確定日になるんだぁ。
出前の配達で毎日ビショビショ…、桶の回収も沢山。
時々ビルの隙間で雨宿りをして煙草と温かい缶コーヒーを買って一服して店へ戻る。
そんな日々が続いて…、風邪引いて熱が凄い状態になって出勤したら店長の親方が…、恐い顔をして、
「帰って休め。」と言った…。
「いやいや大丈夫です。早く握りを教えてもらいたいんで…、頑張ります!」
ヘロヘロだったのはバレバレだった。
「駄目だ!帰れ!」
この強い口調は本当は僕を心配しているんだとは分かった。
でも…、疲れ切っていたせいなのか…、何だか僕は必要とされていないのかな?とか…、ネガティブになりながら、雨の中グッタリしながらそのままアパートで休む事にしたんだ…。
初めてだった。平日の昼間にこのアパートで布団に横た わり何にも出来ずにグッタリして、頭はガンガン痛い、熱も絶好調にup。嵐の様な雨風が窓を激しく打ち付け、落ち着いて休めたもんじゃねぇ…。
1番恐ろしいのは、隣のお爺さんの大切な風鈴の音がガチャガチャ&リンリン!
激しさを増して風鈴同士がぶつかり合ってこんがらがって絡み合って…
僕のアパートの窓をその風鈴が飛んでぶち破って来るんやないか?とか…、
とにかくうるせぇんだ。あの音は今でも忘れられない記憶…。どう考えても疲れは取れず、頭はガンガン、耳はキンキン…。
風鈴を全部、嵐の雨風でぶっ飛んだ様に見せ掛けて、からの、 強く釘で打ち付けられている暴れ狂った10個位の風鈴を全て嵐のせいにして、雨風の強いタイミングで引きチギってやろかな。とか…まで想像していたよ。
とにかく暴走族のマフラーの爆音より隣のお爺さんの大切な風鈴がマジでうるせぇ…。
あぁ…。眠れず熱はup、風鈴ノイズでストレス倍増…、体がダルい…、お爺さん…、嵐の様な雨風の風鈴も好きなんですか…?
僕には良く分からないよ…。
風鈴の良さが分からないんだ…。
風鈴がそれ以来僕は大嫌いになってしまった…。
あ。お爺さんは耳が悪いのかな…?
え。お爺さん生きてる…?
とにかく自分の体調を早く治して、巻物は覚えたし、軍艦巻きも覚えた。早く握りを教えてもらいたい…。
暴れ狂う風鈴は止まらないまま次の朝が来た…。
嵐はまだ終わっていない。
風邪の熱も下がらない…。お店に電話する気力もなくて…何にも連絡しないでアパートでグッタリしていたんだ。無断欠勤だな…。
誰も何も悪くはないのだけどさ…。
嵐の中の風鈴はマジでうるせぇ。
アパートの2階に住んでる人は皆風鈴が好きなんですか…?
誰も風鈴の暴れ狂っている音に何とも思わないなんて…。ホンマかいな…?
風鈴アパートに16歳の僕は初めて1人暮らしをしたけど…、オンボロアパートだし、諦める勇気を勉強させてもらったとポジティブに現実逃避をする事を学んだよ。
いらない勉強やねん…。
お昼頃、同僚の先輩が店長が握った寿司と、同僚が作ってくれた茶碗蒸し洒落た鯛と柚子の風味をキカせたお茶漬けを僕のアパートへ持って来てくれた…。
インターホンが無いからドンドンドンって、借金取りの集金みたいに薄っぺらいドアを叩いてきたよ。
「ちゃんと薬飲んで休んでる?早く治せよ。店長が持って行けってさ。皆心配してるから、ゆっくり治せよ。」
「あ。ありがとうございます…。わざわざ本当にすみません…。」
「あれ!?何かうるせーなこのアパート!」
「あぁ…はぃ。全然寝むれまへんよ…。隣のお爺さんの大切な風鈴みたいなんですよ…。10種類全部違う音がする風鈴なんだよって言ってた。」
「でもな、俺の寮はトイレは共同だし4.5畳だぜ。まだ恵まれていると思った方が良いよ。笑」
確かに…、4人の先輩達のアパートに遊びに行ったことがあるけど凄く汚くて廊下やドアを歩いたり開けたりする時にミシミシ、キイキキィーって今にもぶっ壊れそうな4.5畳で共同トイレ。風呂無しだった…。
嵐の中の風鈴に罪はないねん…。
だけど僕はそれ以来の人生今まで風鈴を買う事も、プレゼントする事もしないで生きて来たねん。
風鈴をあのお爺さんの様には好きになれへん…。
まだまだ僕は未熟なのかな…。と、つくづく風鈴を見掛けると思い出すねんから…。
もし僕のこのトラウマをあまり知らない人が居て風鈴をプレゼントして来たらどうしようかとビクビクしながら記念日を過ごしているのは事実やねん。
皆さん。素敵な風鈴の夢を見て明日もお互い頑張ろう!
コロナ気をつけて自分なりに楽しい時間を過ごそう!
僕は夏に向けてきゅうりを一杯育てて塩と胡麻油でバンバン袋叩きにして食べれる事が楽しみなんや。
心臓の様で心臓じゃない様な絵を描く為に心臓を検索…
細かい細部の心臓をリアルに描いて、そこから心臓の様な心臓ではない様な絵を描こうと決めたんだ。
僕は一生懸命パソコンで心臓を検索したり、色々な心臓を見たりしていたよ。
心臓が止まりそうな気持ちになりながら心臓を調べているだけで本当に疲れてしまった…。終わったな…。
雷のイナズマの光も激しく音も微妙に不気味なゴロゴロ…、集中集中…、心臓心臓…、あっ!自分の心臓大丈夫…?と、疲れてしもうた…。
僕は不思議な心臓を描きたいんだ!
頑張れ自分…!
色々な格闘をしながら…、目がイナズマの光や音、パソコンやその画面の心臓…、からの心臓の細部を調べたり…、あぁ…、終わった…。
疲れてもうた…。徹夜は体に悪い…、健康健康…?
おぉ、心臓を調べなければ!
の繰り返しをしながら、素敵な心臓的な絵を描く為に明日も頑張ろう…。
僕はもう眠った方が良い…。終わった…。
今日も1日、世の中の皆が素敵な夢を見れます様に…
日本沈没2020(アニメ)をNetflixで一気見した…。
僕は映画、絵画、美術館、猫が大好きやねん…!
最近は野菜を育てる事も楽しいんだぁ。
今日は日本沈没2020を、目薬をパチパチ入れながら一気に見たねん…。
バタバタ人がドンドン…、フムフム…。
自分より相手の命を優先しなければならない状況が次々に色々起きて、オォー(心が張り裂けそうな選択判断に共感…した)。
富士山が噴火する話(うわさ)は良く聞いていたけれど、日本沈没する話は知らなかった…。
未来に起きても仕方ない危機管理能力を想像させてくれたアニメ映画やねんな…。
今日都内243人。増えてるね…。
沈没する想像力をimageさせてくれた作品に感謝。
感心している感覚にはなれなく、想定外の概念を教えてもらえた作品だった…。
僕には守りたい生き物の為に深く考えさせられたのだから、回避する為の知識、臨機応変な的確な行動対処を、どう楽しくのりきるか…。
ポジティブに自分より弱い人間を明るく楽しく悔いのない様に犠牲になっても良いと、偽善者的ではなく、エゴイスト的な考えでもなく、弱い人間の未来に強く強く立ち向かえる人間になろうと感じた…。
崖に2人、片手でギリギリ生命の危機に見舞われた時、1人だけ助かるが、1人は崖から力尽きてしまう選択に遭遇してしまったら、僕はもう1人を助けて崖に落ちる選択を選ぶ…。
自分だけ人を踏み台にして助かるより、助けて終わりにする方が僕は後悔に苛まれず、生きてて良かった!
と思う破滅型人間なのかな…?と、思った…。笑
とにかく大事な時にドンドンバタバタ人の命が簡単に展開が早くドロンする作品でした。
家族愛、災難対処、出会い、大事な時に的確な判断能力をし、助け合う正義の愛の作品を見て良かった…。
あぁ…、感受性の強い僕は、
一旦眠りに入ります…。
皆さん良い夢見て明日も頑張りましょう!
僕も明日の大切な時間を楽しみながら頑張ります!