jun=privacy&SecretなしのOpen House

過去、現在、未来。色々なjun君の全て…。

希望…絶望…野望…失望…切望…からの希

三浦春馬さんが死んでしもうた…。

とてもとても悲しい…。

誰にも本当の気持ちを伝えず、最後まで笑顔を振りまき誰にも悟られない様に宿命を終わりにした…。

ストイックで不器用だったのか、両親や自分の人生に絶望と希望の繰り返しに疲れたのか…。事実は彼だけが知っている…。僕に彼の辛さが分かる訳ない…。

 心からご冥福をお祈り申し上げます…。 

 

実は僕も死のうと思って行動した日を思い出した。

衝動的ではなく計画的にだ…。

partnerが京都に4日間出張に行く日、CHANCEはその日だ!といつもと変わらぬ笑顔で玄関まで送った。

1日目、ゆっくり遺書を書いたよ。今まで僕に関わってくれた人への感謝の気持ち、理由を…。

2日目、そろそろ終わりにしよう。テキーラをガブガブ飲みながら爆音で気持ちのtensionを上げていた。

携帯電話をハンマーで粉々にした…。

流れる曲(悲しげな日本人の声、リズム)…、雰囲気に飲み込まれ思い切り新品の包丁を心臓に刺したんだ。けど骨が邪魔で刺さるけど奥まで行かない…。

ヤベェ。死ぬのはこんなに大変だとは…。

冷静に冷静に自分…。

次はお腹を思い切り刺したよ。良かった。結構奥までいってくれた。

血が止まらない。

用意しておいた汚いの布団に横たわり、ゆっくり包丁を抜いたんだ。次の日は出血多量で死ねる!良かった!

このまま寝よう…。みんなBYE-BYE!って、少し痛かったけど僕は嬉しくて笑って寝たんだ…。

心の中は…、やっと疲れなくてすむ…。やっと我慢しなくてすむ…。やっと自由になれる…。もう何も考えなくて良いんだ!もう頑張らなくても良いって嬉しくてそのまま寝たよ…。

 

ヤべっ。死ねてない…!って次の日起きた。

お腹が痛くて動けなかった。失敗だな…。

何で失敗したのか考えていた。

迷う…。

もう1度刺すか…?

テキーラをまた飲んでtension上げるには明るい朝だった…。暫く血だらけのままずーっと考えた…。

汚いなぁ…。気持ち悪いなぁ…。床も布団も自分も血だらけだよ。

早くシャワーを浴びてもう1度やり直しにしよう。

partnerはまだ2日間帰って来ない…。

シャワーを浴びた…。浴びながら考えていた…。生かされたのか…?まだ死ぬなと…?

とにかく潔癖症の僕はシャワーで体を綺麗に洗い流した。傷口を確めたりしていた。

痛みが激しくなって歩けないよ。思い切りもう1度刺す力も気力もtension上げるのもマジで無理かもしんない…。

死にきれずに痛いだけの時間…。

マジかよ…。本当疲れる…。何でこんなに血が出て止まらないのに終われないんだ…。痛いだけやん…。

これをもう1度か2度またヤるの…?

あー。簡単ではなかった…。軽率だった…。

神様は楽に死なせてくれないんだな…。

飛び降りはグチャグチャになって片付ける人が大変だし…、電車は残された人が多額のお金を請求されるし…。partnerには申し訳ないが事故物件になるけど自宅でしか考えられない…。

どうする自分…。

あぁ痛くて痛くて最悪だ…。動けない重たい体を無理矢理歩かせ公衆電話を探しに家を出た。見付からない…。何処を歩き回っても見付からない…。

血が服から滲み出て通りすがりの人に見付かったら面倒くさい…。とにかく自宅に戻った。

ただただ痛いだけの時間がずーっと続く。

痛みが半端ない。

こんなはずじゃないんだぁ。うーん。なんてこった。

もう痛くてヤバ過ぎ限界で近所の人へピンポン…。

救急車を呼んで下さい。と笑いながら言った。

「あらどうしたのジュンジュン?」

「いやぁ、携帯を失くしてしまって…、何でもないんですが救急車を呼んで欲しいなって…笑」

「何したの?」と僕の自宅に入って来た。

「ヤだージュンジュン、何してんのー!」

血だらけの床、布団、包丁、足跡、スーツを見て事実に気付いたみたいだ…。

やべぇ。失敗でしかないよ…笑

僕は救急車に乗りそこから余り記憶がない…。

腹部内出血の手術をし目を開けたら病院のベッド、目の前にはpartner…。

ごめん…。何か分からないけど、ずっとずっと死にたかったんだよ…笑

「良かった。良かった!生きていてくれて!」とpartnerが言っていた。

計画失敗した僕は、今回は痛みに負けたな…と。自分の弱さを知っただけだった。

僕は精神科病棟に入院させられ、原因を突き詰めたいpartnerの意思で病名が分かるまで入院すり事になった。僕は病気ではない。僕は他の患者さんと違うんだ。

幻覚幻聴なんてないよ。精神も病んでない。

疲れてるだけ。生きるのが疲れただけなんだ。

皆だれも僕の事なんて分からないな。

面会でも、「出してくれないかな…?」

「駄目なの。貴方の病名が分かったら先生に出してもらえる様に話すわ…。」ずっとその話の繰り返しをpartnerと…。

あぁ。閉じ込められちまったなぁー。最悪だ。

監視カメラ、鍵を掛けられ汚い個室で目を閉じた…。

「1、2、1、3!」と別の部屋から泣きながら叫んでいる患者。

「キャー!ウキャー!キャー!」の止まらない女性の叫び。厳つい声で「俺じゃない!俺じゃないんだ!アーッ!ギャー!」と鍵の閉まった扉を何度も蹴る荒々しい音…。監視カメラを見ている看護師が、

「静かにしてください○○さん。今向かいますよ。」

全然眠れやしなかった…。見せ物小屋の動物園みたいだよ。僕より苦しんでいる人が沢山…。人間らしくない人間が沢山…。逆にオカシクなりそうな入院生活。

参ったな…。チェッ。こんなはずじゃ…。

とにかく早く出たいしか考えられなかった。

仕方ない、今回迷惑を掛けた罰なんだろうなと思った。

 

境界性パーソナリティー障害と言う病名と判断され、1ヶ月後にやっと退院出来た。

外の空気を久しぶりに吸った。タクシーをコンビニへ停めてもらい煙草とライターを買って急いで思い切り吸った!最高に煙草が美味しかったのを覚えている。最高に外の空気も美味しかった。

ただ失敗だったけど、神様に生かされたんだと思う様にして今を生きる様にした自分。

partnerが境界性パーソナリティー障害という本を買って僕に渡した。

違うな…。違うよ…。笑

僕はこの本とは違う。何だよこの本…。

次は完璧な計画を立てよう。失敗が許されない緻密な計画を立てよう。そう思いながらタクシーで自宅まで帰った。

その人の人生がどんなに美しい形であろうが醜い形であろうが、死んでしまえば終わりを向かえ忘れ去られる。

時間が解決してくれる。

綺麗な薔薇は一時的に美しく咲くけどね。Dryflowerになってバラバラになるよ。そして粉々になり風が舞い消えて無くなるしさ。 とにかく疲れがドップリ溜まると死にたくなる弱い人間だと僕は僕を知っただけ。

チェ。嫌な事から直ぐに逃げたしたくなる弱い人間なんだと知っただけー。

みんな何でそんなに強い意思で生きていけてるのかな…。みんななんでそんなに頑張ってるのかな?

失礼な話だよな、生きたい人間に対して。

ヤメよう。これ以上考えるのはマジでヤメよう。

あー、心臓、お腹、痛々しい傷後をシャワーに浴びる度に思い出す。

あー。やんなっちゃうなぁ。色々思い出して嫌だなぁ。

忘れよう。もう寝よう。疲れてるのかも知れない。笑

コロナだし。

皆さん忘れて良い睡眠を…!

明日もとにかく楽しんで頑張るしかないんだぁ!

頑張れ自分!頑張れみんな!

あーやんなっちゃう早く寝ようっと。